SSブログ

勉強が苦手でないなら [分類するほどでもない]

受験シーズンがやって参りましたね。
1年前の事が夢のようです。

経営者の子息でもないのに経営学部経営学科在籍の息子ですが・・
必修科目に経済学があり、ミクロ経済学の本など私には数学の教科書にしか
見えません。

しかし、経済学部・経営学部は私学の場合、国・英・社で受験可能で
実際その科目で受験した人の割合が圧倒的に多かった気がします。
息子は元々理数系で数学は得意でしたが、理工学部に興味がないと自覚した為
途中から文系に移り、数学を選択し受験しました。
それでも経済学は難しいと言います。

文系男子の場合、文学部よりも取り合えず的に経済学部を選択することがあるかと
思いますが、数学が嫌い、数字計算アレルギーの人は他の学部にした方が
賢明だと思います。
休み期間中取り組んでいるのは、物理学です。

私自身、息子が進学するまで経営学科で理数の適正が必要だとは知りませんでした。
25年前は数Ⅰで受験可能な文系学部はあったのでしょうか。
あれば私は受験していたと思うのですが、経済学部は眼中になかったので
記憶にありません。
日東駒専の内の一つの心理学科を受験して落っこちました。
偏差値が高くないのに(高くないから逆に)倍率が15倍くらいでした。
他の学部は3倍程度でした。
担任が「心理学科は企業の人事部なんかの就職に有利だから人気なんだよね~。」
とか言ってました。
私はそこ一つしか願書を出していなかったので、先に言えよ!と思いました。
高1の時の担任に、短大なら推薦で入学できるから準備してやるぞと言われていたのに
断っていました。
だってアイドルが勉強もしないで入れる短大には行きたくなかったんだもん。
予備校や塾には行かせてもらえなかったので、何が困ったかというと受験に関する情報を
どうやって仕入れたらいいかさっぱり分かりませんでした。
新設の県立高だったので四年制大学への指定校推薦や過去のデータもありませんでした。

進学校でもない普通の公立校だと、四年制大学に進学する女子は少なかったです。
しかし、2年後社会に出る頃になるとあっという間に時代が変わり、女子の大学進学は
当たり前になりました。

親の私自身が大失敗作なので、同じ轍を踏ませたくないと思いました。
経済的にも浪人はさせられませんでしたし・・。
塾や予備校は、親の私は情報収集する場、息子自身は自信をつける場だと割り切りました。
それでも模試の成績次第で入塾費やいくつかの受講料が無料になったので、まだ良かった
です。

今は大学受験する人も多くなり、息子の学部も一般入試の倍率は16倍以上でした。
しかし、昔は進学校だったけれど今はそうでもない高校の指定校推薦枠や、
内部から進学した人はお買い得な方法で実力以上の大学に入学出来ています。

こう考えると、有利な大学進学は遅くとも高校受験時に決まっているのかも知れません。
ですが、高校の提示する卒業生の進学先が「延べ」であることは、頭の悪い私でも
気が付いていますし、本当に参考程度にしかならないんですけどね・・。
私学ですと、一部の優秀な生徒に受験費用を学校側が負担して受験させたりもしているし
息子の高校でも、受験数を増やすようにお願いするかも知れませんと言われました。

母子家庭や経済的に苦しい家庭ですと、何が何でも公立の進学校と考えがちですが
必ずしもそうではないと知って欲しいです。
その高校で3年間上位をキープ出来る程なら特待生として、それが無理でも自治体の
授業料一部免除も受けれられるし、私学の特進クラスなら現役大学進学を目標に
掲げているので、公立のように予備校に何十万も掛けて通わなくて済みます。
また先に挙げたように、伝統校で指定校推薦枠を取れれば、一般受験する事もなく
進学可能ですし、AO入試の受験資格が英検準1級以上・内申4.0~4.5以上のような条件の
所は、受験資格がある時点で合格したようなものらしいです。
あまりお薦めしませんが、何が何でも国公立大なら偏差値50程度の地方国公立大に進学する
という手もありますよ。

何が言いたいかと言うと、勉強が嫌いでないなら、とにかくいろいろな方法で大学進学する
道はありますよ、ということです。
諦めた私が言います。
諦めずに、頑張っちゃいなさいよ。



共通テーマ:学校

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。